出勤時間と退勤時間を把握することができる

会社によっては社員の出勤時間や退勤時間が正確に把握できないという悩みを抱えているのではないでしょうか。そのようなケースで役立つのがタイムレコーダーです。タイムレコーダーを導入することによって、社員の出勤時間や退勤時間が正確に把握できるようになります。時給制を導入している企業であれば、タイムレコーダーで出勤時間や退勤時間を把握することで給料を計算しやすくなるでしょう。タイムレコーダーがあれば勤務時間を把握できるだけでなく、社員の勤務に対する姿勢を知ることもできます。遅刻の多い人が分かれば、その人に対するペナルティーを考えることもできるでしょう。タイムレコーダーがあれば、社員の残業時間もわかるので残業手当も支給しやすくなります。

勤務時間の不正が起きる可能性もある

タイムレコーダーは勤務時間や勤怠状況の把握に便利ですが、良い点ばかりではありません。例えばタイムレコーダーを導入したいのであれば、タイムレコーダーを設置するスペースを確保する必要があります。会社のスペースをフル活用してしまっている場合は、タイムレコーダーを設置するスペースを確保するために荷物整理を行うことが求められるでしょう。またタイムレコーダーの利用は社員の行動に委ねられる部分が大きいです。そのためタイムレコーダーを使って不正な勤務時間の報告を行う社員が出てくる可能性も考えられます。具体的な例で言えば、何も仕事をしていないのに会社に居座って残業時間に入ってからタイムレコーダーを使うという社員が出てくるかもしれません。この残業手当の不正受給を改善するためには、社内での監視システムを導入することも必要だと言えます。

タイムレコーダーは、日々の従業員の勤怠管理を厳密に行うのはもちろん、給料の算定や人事評価などの際にも役立つことがあります。